訪問診療について
在宅診療の流れ
ご依頼
担当のケアマネージャーの方にご相談いただくのが一般的になります。また、入院中の方は病院の医療連携室(ソーシャルワーカーの方)にご相談ください。ご不明な点がございましたら、クリニックに直接ご連絡ください。
診療の説明
当院の専門スタッフ(相談員)より、医療保険・介護保険について、また訪問診療の説明を行います。診療内容だけでなく、ご自宅で過ごす事の不安やご家族の心配事、在宅診療にかかる費用等、何でもご相談ください。
初回診療日の調整
患者様やご家族様、入院されている病院のご都合を伺ったうえで、初回訪問診療日を決定いたします。必要に応じて関係するケアマネージャーや訪問看護師の方も同席することがありますので、各事業所への連絡・調整も行います。
「訪問診療」の開始
当院の医師および看護師がご自宅(または施設)へ訪問いたします。その後は定期的な訪問診療を行っていきます。
在宅医療の費用について
医療保険負担額の自己負担割合が1割の方 | 約 7,000円 |
医療保険負担額の自己負担割合が2割の方 | 約 14,000円 |
医療保険負担額の自己負担割合が3割の方 | 約 21,000円 |
※訪問診療や往診の回数、医療処置の内容により費用が変わります。
※公費負担医療適用の方は公費でまかなわれます。
※年齢や所得に応じて自己負担限度額が決まっております。
※院外処方となりますので、薬剤費は別途必要です。
詳しくは当院スタッフまでお問い合わせください。
算定加算について
在宅医療情報連携加算
当院は下記の連携機関等とICTツール(MCS等)を用いて患者様の診療情報等の共有を行っております。
- 名古屋市千種区訪問看護ステーション
- Footage訪問看護ステーション覚王山
- 訪問看護キープオン守山
- ともに未来を描ける訪問看護ステーションミライエ
- むすび薬局
掲載した事業所(順不同)以外にも、多数の連携機関とICTツールを活用した情報共有を行っています。
機能強化加算
当院は「かかりつけ医」機能を有する診療所として「機能強化加算」を算定し以下の取組みを行っています。
- 他の医療機関の受診状況およびお薬の処方内容を把握したうえで服薬管理を行います(必要に応じて、受診されている他の医療機関や処方されている医薬品を把握させて頂くため、お薬手帳のご提示やご質問をさせて頂く場合があります)。
- 訪問診療を行っている患者様に対し、夜間・休日の問い合わせへの対応を行っています。
- 必要に応じて、専門の医師・医療機関をご紹介します。
- 介護・保健・福祉サービスのご利用に関するご相談に応じます。
- 健康診断の結果等の健康管理に関するご相談に応じます。
かかりつけ医機能を有する地域の医療機関は、以下で検索できます。
医療情報ネット一般名処方加算
当院では、後発医薬品が存在する採用医薬品については、「一般名(有効成分名)」で処方します。
一般名処方とは、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することで、調剤薬局において「先発医薬品」「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」のどちらでも選ぶことができます。また、一般名処方では、薬価が低い薬剤を調剤する事が可能になり、医療費ご負担軽減に繋がります。さらに、一般名処方の方が選択肢が限定されない形となるため、供給が不安定となった際に提供しやすくなります。
「薬の安定供給」や「後発医薬品の使用促進」のため、国の政策として推進されていますので、ご理解とご協力をお願いいたします。